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アディショナルタイム(ロスタイム)とは? 少年サッカーでは付く?

時計を確認する審判と、最後までプレーを続ける少年サッカーの選手たち

試合終了間際、「あと何分?」と時計を見つめた経験はありませんか。サッカーの時間の数え方と、アディショナルタイムのしくみを整理しました。

アディショナルタイムとは

サッカーでは、プレーが止まっても、試合の時計は基本的に止まりません(Jリーグのルール解説)。そのため、ケガの手当てや選手の交代、ゴールの喜びなどで失われた時間は、前半・後半の終わりに追加されます。この追加の時間が「アディショナルタイム」です。以前は「ロスタイム」と呼ばれていました。

どうやって決まるの?

追加時間は、主審が試合中の「止まった時間」を見積もって決めます。主な理由は次のようなものです。

  • 選手のケガの手当て、搬送
  • 選手の交代
  • 得点のあとの喜びの時間
  • 時間稼ぎなどの、プレーの再開の遅れ
  • ビデオ判定(VAR)や、そのほか審判が必要と考えた中断

プロの試合では、前半・後半の終わりに第4の審判が電光掲示板で「最低でもこの時間」を示します。ただし、その時間より長くなることもあり、試合が終わる合図は主審の笛です。

第4審判が追加時間3分を示す掲示板を掲げるイラスト

少年サッカーでは付く?

少年サッカーの試合では、大会によって扱いが違います。時間が決まった8人制の大会などでは、追加時間を付けずに、時間どおりに終わることが多くあります。一方、少し長い試合や決勝では、主審の判断で追加することもあります。出場する大会の要項(8人制サッカーのルールも参照)や、主審の説明を確認してください。

観戦のときのポイント

  • 時計だけでなく、主審の笛で終わる、と覚えておく
  • 試合終了間際に追加時間があるチームは、攻守どちらも最後まで集中する
  • 子どもには、「笛が鳴るまで全力」と声をかけたい

子どもの試合で、保護者が気をつけたいこと

追加時間があるかどうか、何分かは、子どもにも保護者にもわかりにくいものです。試合中に、審判へ「あと何分ですか?」と声をかけるのは控えましょう。試合の進行に関わることは、主審の判断に任せるのが基本です。

また、試合終了間際は、点差によって、子どもの気持ちが大きく揺れる時間です。リードしているときは「最後まで集中」、負けているときは「最後まであきらめない」と、短い言葉で見守ってあげてください。終わったあとは、結果よりも「最後まで走ったね」と、プレーそのものを認める言葉が、次の試合への力になります。

動画で振り返るなら

試合動画を見返すとき、終了間際の数分間は、体力が落ちて、プレーの質が変わる時間帯です。「疲れてくると、どんなミスが出るか」「最後まで声は出ていたか」を見るだけでも、練習のテーマが見つかります。

まとめ

アディショナルタイムは、止まった時間を補うための追加時間で、主審が決めます。少年サッカーでは付かないこともあるので、大会ごとに確認を。大事なのは、笛が鳴るまで最後まで、あきらめずにプレーすることです。