サッカーのポジションと役割|うまい選手と下手な選手の見分け方【保護者向け・見どころ付き】

ポジション名の意味はわかっても、「そのポジションで、何がうまいのか」は意外とわかりにくいものです。ポジションごとの役割と見どころを知ると、わが子のプレーが、ぐっと深く見えてきます。
ポジションごとの、見どころ
ポジションの名前や、基本的な役割は、ポジション名の解説で紹介しています。ここでは、「どんなプレーがうまいのか」「まだ課題があるプレーは、どんなものか」を、ポジションごとに見ていきます。
小学生のうちは、ひとつのポジションに固定せず、いろいろ経験するチームが多くあります。「うまい・下手」より、経験を積んでいる途中という目で、見てあげてください。

ゴールキーパー(GK)
うまいGK
- シュートを体の正面で、しっかり捕る
- 声を出して、守備に指示をする
- キャッチ後に、周りを見て、落ち着いて配球(ゴールキーパーの配球)
- 飛び出すか、残るかの判断が速い
課題のあるGK
- ボールを弾いてしまい、こぼれ球を相手に渡す
- 声が出ず、ひとりで抱えこむ
- 飛び出しが、遅い・早すぎる
- 配球が焦って、雑になる
ディフェンダー(DF):センターバック・サイドバック
うまいDF
- 相手と、適切な距離を保って、簡単に飛び込まない
- ボールだけでなく、相手と味方の位置も見ている
- 奪ったら、落ち着いて、味方につなぐ
- 仲間が抜かれたら、カバーに回る
課題のあるDF
- ボールだけを見て、相手の動きを見失う
- すぐ飛び込んで、かわされる
- クリアがラインの外や、相手の足元に
- 声かけやカバーが少なく、孤立する
サイドバックは、攻撃に参加するオーバーラップも、見どころです。
ミッドフィルダー(MF):ボランチ・サイドハーフ・トップ下
課題のあるMF
- ボールを受けて、その場で止まって考える
- ボールを持ちすぎて、奪われる
- 攻めに参加して、戻りが遅れる
- パスが、ひとりに偏る
フォワード(FW):センターフォワード・ウイング
うまいFW
- ボールがないときに、相手の背後・空いた場所へ動く
- チャンスで落ち着いて、シュートを打つ
- 前から守備でも、貢献する(最初に追う)
- ミスしても、すぐ次のチャンスに向かう
課題のあるFW
- ボールを待つだけで、動き出しが少ない
- ひとりでドリブルして、囲まれる
- シュートをためらって、逃す
- 守備に参加しない
親御さんの見どころ(ポジション共通)
- ボールを持っていないときの動き:位置取り、走り出し、戻り
- ミスのあとの切り替え:すぐに次のプレーへ向かっているか
- 声かけ:味方と、声で連携しているか
ポジションごとに、得点や守備の数字だけでは、見えない「いい仕事」があります。ボールを追うだけでなく、空いたスペースを埋める、囮になる、カバーする動きにも、注目してみてください。
試合後の声かけ
- 「今日は、どのポジションだったの? 楽しかった?」
- 「そのポジションで、いちばん大変だったことは?」
- 「次は、どんなプレーをやってみたい?」
まとめ
- ポジションごとに、うまさの基準が違う。ボールがないときの動きにも注目
- 小学生は、いろいろなポジションを経験する時期。「うまい・下手」で決めつけない
- 試合後は、感想を聞くところから、会話を始める