サッカー用語集|ビルドアップ・プレス・ライン…試合でよく聞く言葉をやさしく解説

コーチの声かけや、SNSで見かける「ビルドアップ」「プレス」。意味がわからないまま聞き流していませんか。試合でよく聞く用語を、ざっくり一言でまとめました。
攻撃の用語
- ビルドアップ(くわしい解説)
- ゴールキーパーや後ろの選手から、パスをつないで、相手ゴールのほうへ運ぶこと。「後ろからつなぐ」と言い換えられます。
- ポゼッション(くわしい解説)
- ボールを持っている(保持している)こと。ボールを長く持つことで、試合の主導権を握ります。
- スルーパス(くわしい解説)
- 相手の守備の間を通す、味方への縦のパス。受け手は、抜け出して走り込みます。
- ワンツー(くわしい解説)
- パスを出して、すぐに、リターンパスをもらう動き。壁パスとも呼ばれます。
- オーバーラップ(くわしい解説)
- ボールを持っている味方を、後ろから追い越して、前に走り出す動き。主にサイドバックが行います。
- クロス
- サイドから、ゴール前にボールを上げること。センタリングともいいます。
- カウンター(カウンターアタック)(くわしい解説)
- ボールを奪った直後に、一気に速く攻めること。

守備の用語
- プレス(プレッシング)
- ボールを持っている相手に、素早く近づいて、自由にプレーさせないこと。
- ライン(ディフェンスライン)
- 守備の選手が横一列に並んだときの、前後の位置のこと。「ラインを上げる」は、全体が前に出ることです。
- マーク
- 特定の相手選手の近くにいて、自由にさせないこと。
- カバー
- 仲間のうしろに回って、抜かれたときに備えること。
- コンパクト
- チーム全体が近い距離にいて、相手に、スペースを与えない状態のこと。
- ゾーンディフェンス
- 人ではなく、決められた「エリア」を守る考え方。
攻守に共通の用語
- スペース
- 選手がいない、空いている場所。サッカーでは、このスペースを使う・作る動きが大事にされます。
- 切り替え
- ボールを奪われた(奪った)瞬間に、攻撃から守備(守備から攻撃)へ、頭と体を切り替えること。
- ポジショニング
- ボールや味方、相手に合わせて、立つ位置を選ぶこと。
- セットプレー
- コーナーキックやフリーキックなど、プレーが止まったところから再開するプレー。
くわしく知りたい用語
よく聞く用語は、「うまいプレー」と「まだ課題のあるプレー」の違いや、親御さんの見どころ付きで、1つずつ解説しています。
もっと知りたいときは
ポジション名の意味はポジション名の解説、オフサイドなどのルールはオフサイドの解説を見てください。
試合の動画で、用語を使ってみよう
用語は、試合の場面と結びつけると、すっと頭に入ります。試合の動画を、子どもと一緒に見るとき、次のように声をかけてみましょう。
- 「今のは、ワンツーで抜けたね」
- 「ここで、プレスをかけられたら、後ろにつなぐしかなかったね」
- 「ライン全体が上がっていて、コンパクトだったね」
難しい言葉を使わせようとする必要はありません。子どもが「あれは、カウンターだったよ」と、自分から使い始めたら、サッカーの見方が、一段階深まったサインです。
コーチの声かけが理解できない場合は、遠慮せずに、「その言葉は、どういう意味ですか」と聞いてみてもよいでしょう。コーチも、保護者に伝わることを、喜んでくれるはずです。
まとめ
用語は、「何をしたい動きなのか」を一言で言った言葉です。意味がわかると、コーチの声かけも、子どもの試合の見え方も変わってきます。試合の動画を一緒に見ながら、「今のがカウンターだね」と使ってみると、子どもも自然に覚えていきます。